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今敏の監督したおすすめアニメ&映画作品4選

今敏という映画監督・漫画家をご存知でしょうか?

すい臓がんのために46歳で夭折したのですが、いまでも一部の人の間ではカルト的な人気をほこる人です。理性と狂気の混在した独特の世界観の映画をその短い人生の中で数々出しています。その作品はどれも高いクオリティを誇るものばかりで中毒性も抜群です。駄作のない数少しの名映画監督です。製作途中に亡くなったため最後の作品「夢見る機械」は未完のままになっています。

今回はそんな今敏氏のアニメ映画を紹介していきます。

Perfect Blueという作品もあるのですがあまりおすすめしないのでここには載せません。

 

1.千年女優

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主人公の記憶と「ある映画」の世界がストーリーが進むにつれまじりあっていきます。過去・現在・未来の交錯する描写が特徴の輪廻転生もののストーリー。物語に頻出する蓮のモチーフは仏教・ヒンズー教などのアジアの宗教において輪廻転生のシンボルです。観るものを置いていくような複雑なストーリーの展開はthe今敏ワールドといえます。

 

2.東京ゴッドファーザーズ

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陰鬱さが漂う今敏氏のほかの映画と少し雰囲気の異なった作品です。彼の作品は独特のファンタジー性や混沌とした世界観が強いですが、今作品ではそれらの出番はほとんどなくテンポ感のよい陽気なストーリーが繰り広げられます。この作品を人ことっでいうなら元競輪選手・オカマ・家出少女のホームレス三人組とゴミ捨て場に捨てられた赤ちゃんのドタバタ珍道中です。社会問題と家出少女、捨て子といった重いテーマを扱っているとは思えない軽妙なストーリーの展開です。完成度の高い脚本といい今敏監督の幅の広さがわかります。

 

3.妄想代理人

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この動画を見ればなんとなくわかりますが普通のアニメとはかなり異質な「狂った」雰囲気が今敏氏の作品のひとつの魅力です。アーティストの平沢進もこの独特の雰囲気に合った音楽を数々制作しています。

主人公の「鷺 月子」の狂言がきっかけで彼女の周りで異変が起こり始めます。心の中の負の面が現実世界を侵食するという展開は「パプリカ」とも似ていますね。

 

4.パプリカ

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アニメ映画が好きなら一度は見ておきたいSF映画のひとつです。いや、アニメ映画が好きでなくとも一度は見るべきです。

この作品では最高に狂気的な今敏×平沢進ワールドが展開されます。無生物のパレード・夢の世界の描写・狂気じみた笑いを続ける群衆・支離滅裂な言葉の数々など見所がたくさんです。見終えるころにはすっかりこの狂気の世界に魅了されているでしょう。

平沢進のさわやかで狂気的な音楽も物語の世界観を演出するのに一役買っています。抽象的で意味深な歌詞、テクノ的な要素を取り入れた構成は米津玄師の音楽の方向性にも影響を与えたそうです。

映画の色彩表現も素晴らしいです。一度見ると脳に焼き付きますね。赤を基調としつつ極彩色の世界に統一感を与えます。狂気と芸術性が調和している作品というと草間彌生や奥田忠則を思い出す人もいるのではないでしょうか。

レオナルド・ディカプリオ氏主演の映画「インセプション」はこのパプリカの影響を受けたともいわれています。

 

 ちなみにパプリカには原作があります。 

パプリカ (新潮文庫)

パプリカ (新潮文庫)

 

 

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